雨が多い街だね-アパレル販売員からの転職者が書くブログ-

元アパレル販売員で今は転職してアパレル業界の中の人をやっている著者がファッションと関係することや関係しないことを書くブログです。

アパレルから土日休みの仕事に転職して実感しまくった4つのメリット

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 土日も働くアパレル販売員は疲れている…休みたい!

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私は10年近く勤めたアパレル販売員の仕事から、平日休みの異業種に転職をしました。

もうすでに転職してから2年以上が経っていますが、先日、東京で勤めていたころの同僚数人と久しぶりに会う機会がありました。こう改めて会ってみると「やっぱりみんな疲れてるなー」と思います 笑

特にここ最近はセール期に入ってきたので、私が冗談で言った「一気に老けた?」なんていう言葉にも、乾いた笑いが返ってくるばかり…。

 

平日休みのメリットもあるけど、やっぱり土日休みの方がいい

アパレルの仕事は、働く曜日も時間帯も日によってバラバラで、連休が取れることはほぼありませんが、その反面、人通りの少ない平日に自由に動けたり、旅行に安く行けるっていうメリットがあります。

ただ、実際に両方を経験した私の立場から言えば、メリットは逆に言えばそれぐらいかなと思っていて、デメリットの方が大きいよなと思います。

旅行が安くなるっていっても、節約できるのはせいぜい数万円で、そのために一年間を忙しくするっていうのも本末転倒です。

 

ということで今回は、土日休みから転職して感じたメリットを、挙げてみようと思います。

以前に私が転職した経緯や年収アップの必勝法みたいな記事を書いていて、そこにも似た内容があるのですが、今回はもう少し詳しく書いてみました。

アパレルから土日休みの仕事に就きたい人や、結婚などを機に今の職場で土日休みのシフトに変更しようと思っている人の参考になれば、と思います。

 

 

アパレルから土日休みの仕事に変わって感じたメリット

 

1.友人・家族・恋人と予定を合わせられる

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まず圧倒的に感じるメリットがこれです。

私の場合は、付き合っていた彼女(今の妻)も元々は平日休み中心のアパレル販売員をやっていました。その頃は、特に希望休を合わせなくても、月に何度かは休みが合うことがほとんどでした。

しかし、私がアパレルで働いていた晩年には、先に彼女が平日休みの一般職に転職をしたため、そこからは会える頻度が激減…。結婚をそろそろ視野に入れていた時期だったこともあり、私が転職を決断した大きな理由の一つになりました。

その後、私も土日休みの仕事に転職をしたのちに結婚しましたが、毎週の土日に夫婦で過ごせるっていうのは、本当にいいものだなーと実感しています。

特に、結婚前後のもろもろ(親戚への挨拶、結婚式の準備、新婚旅行の計画などなど)は、二人一緒に行動しないと話が進められないことが多く、「もしも自分が平日休みのシフト制勤務のままで結婚準備をしていたら…」と想像すると、ちょっとゾっとします(笑)。

 

将来的には子供と過ごす時間が激減するのも不安だった

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もう一つ、当時に考えたのが将来的に向き合うことになる育児のことです。

子供が新生児で、一日を家で過ごす間はまだしも、一緒に外出できるようになったときに、家族一緒にお出かけすることが全くできません

ましてや、子供が幼稚園に入る歳になれば、彼ら彼女らは立派な平日勤務(笑)なわけです。

遊びたい盛りの子供と一緒に一日を過ごしてあげられないっていうのは、親として相当キツイですし、何より子供がかわいそうですよね。私の親が土日休みの仕事をしていて、毎週末は父や母とどこかに出かけるのが当たり前の家庭で育ったので、余計にそう思います。

これは、産休や育休をとる女性であっても、土日に働いていると必ず、将来的にぶつかる問題です。

 

2.ゴールデンウイーク・お盆・お正月などに休める

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1で挙げた家族との時間、という件とも関係しますが、世間がお休みの時期に一緒に休めるっていうのは本当に「あー人間らしい生活をしているな」と感じることができて、ありがたいです。

例えばアパレル販売員の年末年始の場合。アパレルってお店によって大晦日、元旦に営業があるかどうかは違いますよね?最近だと路面店よりもショッピングモールにあるお店で働く人の方が多いかと思いますが、元旦営業のモールに異動になったときの絶望感と言ったら…笑

 

年間休日日数120日越え!単純に休日が多い

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休日に関して、曜日単位でなく、年間休日日数の観点から見てみます。

アパレルの年間休日って大体、月8日or9日+夏・冬のセール後の長期休暇がプラス3日ずつで、計110日弱っていうぐらいが王道パターンだと思います。この休日日数の少なさは、一般職だとそれだけで完全にブラック企業入り確実です 笑

一般的なカレンダー通りの完全週休二日制の会社であれば、その年によって多少のズレはありますが、年間休日は毎年125日前後になります。

年間で15日以上、休日日数が違う…ただでさえ接客&ストック業務で疲労困憊になる仕事なのに(笑)、体を休める時間自体が少ないです。これは、特に女性にとっては、体力的な厳しさは相当なものです。

ずっとアパレルで働いていると、「次の祝日が楽しみ」っていう、学生時代に持っていた感覚を忘れてしまいがちですが、世間ではそれが当たり前。

参考に、2017年の祝日カレンダーが以下のとおりです。

 

2017年の祝日カレンダー

名称 月日
1月1日 元日
1月9日 成人の日
2月11日 建国記念の日
3月20日 春分の日
4月29日 昭和の日
5月3日 憲法記念日
5月4日 みどりの日
5月5日 こどもの日
7月17日 海の日
8月11日 山の日
9月18日 敬老の日
9月23日 秋分の日
10月9日 体育の日
11月3日 文化の日
11月23日 勤労感謝の日
12月23日 天皇誕生日

 

休みが決まっているのでとんでもない連勤も無い!

アパレル販売員って、連勤の日数がその時々によって違うので、一カ月の中で体力的・精神的な波が何度もあります。

私は最大で13連勤したことがありますが、最後の方なんて休憩時間におにぎりを5分で食べて、ストック棚の中で寝てましたからね 笑 あれはもう思い出しくない。

土日休みの場合は、5連勤すれば、必ず土日がやってくるわけです。もちろん、日曜の夜になると「あー明日から仕事かー」ってダウナーな気分になる、いわゆるサザエさん症候群はあるわけですが、逆に木・金あたりになれば「あと少しで休みだー」っていうワクワク感が毎週あります。

金曜に退勤したあとなんて、毎週最高の気分です。

 

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長期休暇を使って嫁さんとハワイに行きました

参考:日本人全体で完全週休二日制で働いているのは68.7%

厚生労働省が発表する平成28年就労条件総合調査によると、日本の就業者全体で完全週休二日制、またはそれ以上の休日がある企業に勤めているのは68.7%です。

連勤が続けば週一や週ゼロもあり得るアパレル店員の仕事が少数派であることが分かりますね。

 

3.会社全体が休みなので休日に連絡が来ない

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アパレルで働いてると、休日にしょうもないことでめっちゃ電話かかってきませんか?

「〇〇様の取り置きの商品どこに置いたの!?」「在庫データとストックの実数が合わないんだけど!」「休み希望はやっぱりこっちに変えて!」などなど、まあ前者二つは私がミスってるだけな気もしますが 笑

土日休みであれば、当然ながら会社の同僚も全員同じタイミングで休みなので、連絡は来ません。仕事は仕事、休日は休日、とオンオフの切り替えがハッキリとできます。

 

ミーティング、トレーニング、病欠者のピンチヒッター…つらい休日出勤もない

アパレル店舗ではミーティングやトレーニングが定期的に行われますが、休日に開催された日には、その日はゆっくり過ごすことなんてできません 笑

閉店後とかに、自分だけ普段着でお店にいくときの、あの所在なさはなんなんでしょうね 笑

 

シフト制特有の"変な空き時間問題"

また、シフト制であることで勤務時間に歪みが出ることもあります。

私の場合は、SPAブランドの大型店舗で副店長をやっていたときに、毎週土曜日の朝8時から店舗ミーティングがありました。話し合う内容は、一週間の売上動向と、売れ筋死に筋アイテムの確認、それに対する接客・VMD両面からの戦略、スタッフのフォローアップの方向性確認などなど。

私は大体遅番だったので、前日は終電まで働いて、翌朝8~9時でミーティングをして、その日の勤務開始は13時。この間の4時間をどう過ごすかというと、近所のネカフェで仮眠を取っていました。遅番中心で、夜型の生活に慣れている体には、もう本当にキツかったです。

 

毎日決まった時間に出社するので遅番→早番のような不規則勤務はなし

ミーティングのエピソードとも関係しますが、私が最も嫌いなこと、それは「寝れないこと」です。

学生のころから、時間が許せば8時間は寝たい体なので、たまにある遅早がほんとにキツかったです。(冷静に考えて、よくそんな体質で10年も続いたな 笑)。

終電で帰宅後に晩御飯を食べて家事をやれば、睡眠時間が5時間切ることなんてザラでした。

まあ、これが今の会社だと毎日11時出社で固定なので、たまに終電で帰っても8時間は余裕で寝られます。睡眠不足の状態だと、どれだけ仕事へのやる気がみなぎっていても、体がついていかないものですよね。今の仕事が楽しく感じるのも、ベースとなる睡眠がしっかり取れていることも関係しているんだと感じています。

 

病欠者のピンチヒッターで今すぐ店に来て!なんてこともなし

他にも、休日の朝に電話が掛かってきたかと思うと、「〇〇さんが病欠になって人が足りないから今日出勤してー」なんて言われることも。

自分が病欠することもあるし、人が足りないと大変なのは分かってるから、しょうがないんだけど…しょうがないんだけどーー!!

 

何度か、彼女や友人との予定をこれで潰したことがありましたが、そのときは申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

土日休みの仕事であれば、こんなことは起こりません。 

 

4.ライブや旅行などのイベントに毎週でも行ける

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冷静に考えて、1年間ずっと毎週2連休があるっていうだけで、アパレル販売員からしたらあり得ないことですよね。アパレルで閑散期以外に連休を取ろうと思ったら、その前後は連勤確定ですし。

毎週連休があるってことは、国内旅行だったら毎週でもいけるわけですよ。

しかも、ライブとかのイベントで基本的に土日に開催されるので、イベントに参加するために、申し訳なさそうに希望休を申請する必要もありません。

私の場合は、音楽が好きなのでライブやフェスに好きなだけ行けるようになったのは本当に嬉しかったです。将来的には、子供も連れて家族でフジロックとかに行けたらいいなーと思っています。 

 

土日休みの仕事で手に入れたものは生き方の選択肢

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ということで、アパレル販売員から土日休みの仕事に転職して感じたメリットについて書きました。

体力的な面や時間的な面のメリットを色々あげましたが、これらが最終的にどこに行きつくか、というと生き方の選択肢なんですよね。

アパレル販売員に限らず、誰もが時間がほしいと思いながら働いていると思います。でも、時間ってただあるだけで幸せになれるものではないはず。時間がどれだけあっても、ただただ無益な時間を過ごしているだけではつまらないです。

時間があることで、自分の行動や生き方に選択肢が生まれるんです。それは、次の土日はどこに行こう?っていう日々の行動だったりもしますし、将来的にこんな風になりたいっていう夢の実現だったりもします。

ただただ忙しく時間に追われていると、自分のやりたいことを見つけるための時間すら持てません。子供ができれば自分のことだけでなく、子供の将来を考えてあげるという意味でも、これってもっと大事なことになるはずです。

もちろん、夫婦喧嘩するときもありますし、何もかもが毎日うまくいっているわけではありませんが、客観的に見て、まあ今の方がいくらかは充実した毎日を過ごせているかなーと思っています。

冬セールに備えて毎日忙しく働いているアパレル販売員の皆さんに最大限のリスペクトを送りつつ、こっちの働き方もいいよーなんておすすめしたいなと思います。

 

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