雨が多い街だね-アパレル販売員からの転職者が書くブログ-

元アパレル販売員で今は転職してアパレル業界の中の人をやっている著者がファッションと関係することや関係しないことを書くブログです。

アパレルECサイト・通販サイト運営は販売員が活躍できるデスクワークの転職先

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アパレルからデスクワークへの転職に憧れる人は多い

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アパレル販売員はとても離職率の高いお仕事です。

30歳前後を境に徐々に体力的に厳しくなる人が多く、ハードな立ち仕事からデスクワークに転職したいと思うようになるのは、アパレルあるあるの一つです。

一般的に、アパレル販売員から異業種への転職と言うと、販売能力・コミュニケーション能力を活かすと言う意味で、営業系の仕事へ転職するパターンが多いです。成果報酬で給与が上下する会社も多いですが、営業職に転職することで、少なくとも年収300万円前後のアパレル販売員の仕事からは大幅に年収アップすることは間違いありません。

ただ、こちらもある程度の体力が必要な職種であることには変わりが無いので、体力面の不安から転職を考えている人にとっては、懸念が残る選択肢です。また、アパレル販売員と同等か、それ以上に個人ノルマに対する考えは厳しく、販売員時代に個人売りで苦しんだ人にとっては、転職先でも同じ悩みを抱えることになりがちです。

一方、事務系職種に関しては、立ち仕事のような体力的な辛さは大幅に緩和されます。ただ、キャリアアップが見えづらく一生の仕事にしづらい職種なことと、特に男性の場合は働き口が少ないことは懸念点です。

給与面を求めて営業職にいけば体力・精神面での懸念があり、事務職に就けばキャリアの点で懸念がある。また、これらの職種はアパレルの知識が活かしづらいことからも、一歩を踏み出しづらいと思う人も多いです。

しかし、その二つのいいとこどり的な仕事があります。

それが、アパレルECサイト(通販サイト)運営のお仕事です。

 

販売+事務職=ECサイト(通販サイト・ウェブショップ)運営がアパレル転職の最適解?

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体力的には今よりも楽がしたいけど、アパレルで得たスキルを活かしたい。そんな我がまま?を叶えてくれる転職先としておすすめしたいのがアパレルECサイト運営のお仕事です。

【マメ解説】求人が出るときは、ECサイトと呼ばれたり通販サイトと呼ばれたりウェブショップ(WEBショップ)と書かれたりですが、すべて同じ意味です。念のため。

 

簡単に言えばアパレルECサイト運営はデスクに座りながらお客さんを接客する仕事

アパレルECサイト(通販サイト)運営の仕事って何をするのか?いまいち、イメージが湧かない人も多いかもなので解説します。簡単に言えば、アパレル販売員が実店舗でやっていることを、インターネット上の通販サイトでやるってことです。

 

ECサイト(通販サイト)運営の主な仕事

  • お客様が「商品を買いたい」と思うサイト作り(キャンペーン、サイトデザイン、商品説明文作成など)
  • 電話やメールでの問い合わせ対応

※これ以外にインターネット広告の運用、SNSの更新、商品のバイイングを任される場合もあり。

 

サイトデザインや広告と言われると難しいことのように思いがちですが、当然、デザインはデザイナーが行いますし、広告はマーケターと呼ばれるスペシャリストが行います。

一方、一般的にECサイト運営という名前で出ている求人は、WEBディレクターと呼ばれる仕事です。この、ディレクターの仕事はデザイナー、コーダー、マーケターなどのスペシャリストに指示を出して、サイトのデザインや集客方法を改善していくと言うもの。

ただ、これってアパレル販売員時代に誰かがやっていた仕事と似てると思いませんか?

 

アパレルECサイト運営の仕事はWEBショップの店長

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アパレルの実店舗では売上を上げるために様々なアクションが行われます。

具体的には、キャンペーン・バイイングなどの川上の仕事から、接客・VMDなどの川下の仕事まで様々。

ただ、これらの仕事を一人のスタッフがすべて行うことは少なく、店舗には必ず接客をメインにするスタッフや、店舗付きVMDがいます。実店舗ではそんなスタッフたちに指示を出す監督は店長ですが、アパレル通販サイト運営の仕事は、この店長の仕事をWEBに置き換えたものだと考えられます。

 

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デザイナーやエンジニアなどの制作スタッフたちは、基本的にクリエイターなので「売上をアップする」と言う観点を完璧に持ち合わせていることは稀です。

ディレクターは施策や改善方法を考え出して、そんなスペシャリストをディレクションし、サイトを改善していくのが仕事です。

店長がVMDに対して指示を出したり、セールススタッフに対して指示を出すけど、自分自身がそれを実行するわけではない、というのと同じで、チームの指揮官として動くことになります。

 

商品の登録作業やSNSの更新などは自力で行う場合がほとんど

ここまでの説明だと「ただ指示を出すだけの人」という印象かもですが、当然そんなに甘いわけではなく(笑)、実際に手を動かす仕事も沢山あります。

例えば、新商品入荷時の商品登録作業やSNSの更新作業などは、わざわざエンジニアチームが行うことは稀で、ディレクターやそのアシスタントが行うことがほとんどです。

ただ、これらの作業は単純作業の側面が大きく、事務仕事に近いものです。さほど、高度なPCスキルが必要なわけではないので、デスクワークが初めての人でもすんなり覚えられるのでご安心を。念のため説明しておくと、仕事で使うパソコンは会社から支給されるので、家にパソコンが無いって人も大丈夫です。

 

アパレル販売員がアパレルECサイト運営の仕事で活躍できる理由 

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ここまでの説明で、なんとなく「通販サイト運営の仕事って実店舗でやってることと結構似てる」って感じた人も多いのではないでしょうか。

「商品を売って店舗の売上を上げていく」と言うことは同じなわけで、そのための手法で体を動かすのが実店舗の運営、PCを使うのがECサイト運営です。

そんなECサイト運営の中でもアパレル販売員が向いているのは、当然ながらアパレルECに関わる仕事です。

 

アパレルの知識がECサイト運営でも存分に活かせるので即戦力になれる

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アパレル商材を扱うには洋服やファッションに対する知識が必要です。

例えば、サイトに記載する商品の説明文。それまで接客で何千何万回という接客トークを繰り広げてきた元・販売員は口がうまい(笑)ので、すらすらと文章がでてきますが、アパレルの知識や経験がないと、なかなかそうはいきません。もちろん、最低限の文章力は必要ですが、アパレルの知識があることは何物にも耐えがたい強みです。

また、電話でのお客様対応も販売員は手慣れたものです。私は、下手なカスタマーセンターの人よりもアパレル販売員の方がクレーム耐性があると思っていて、そのスキルは、お客様の電話対応が多いECサイト運営の仕事にバッチリ役立ちます。

それ以外にも素材の知識やトレンドの知識など、アパレル時代に得た知識は、ほぼすべて役に立つと考えて問題ありません。

 

売上をシビアに追い求める習慣がついている

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あくまで傾向として、ですがWEB業界で働く人は、販売員に比べると理知的な人が多い反面、熱さに欠けることが多いです(あくまで私の観測範囲ですが)。

日々、売上のプレッシャーに耐え抜いてきた販売員からすると、売上アップは至上命題で、アクションを起こすスピード感は重要だという認識なのですが、意外とあちらの方々はノンビリしがち 笑

これは、環境の違いによるものなのでしょうがないのですが、元販売員がアパレルECサイト運営の仕事で活躍できるのは、売上に対する考えのシビアさを持っているから。

実際に、アパレルECサイト運営の仕事の求人には、必須条件や歓迎条件には必ず「販売員の経験がある方」と書かれていますが、会社によっては、元販売員でメンバーを固めるところも珍しくありません。WEB業界が元販売員や営業マンなどの「売る考え」を持った人材を求めているのが2017年現在の事情です。

そう考えると、どこかには転職できそうな気がしませんか?て言うか実際できます。

今よりも楽で給料がもらえたら、万々歳ですよね。  

 

スーツを着る必要なし!EC会社は私服勤務がほとんど

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アパレル販売員がデスクワークに就いたときに地味にイヤなのが、おしゃれができないこと。

でも、ECサイト運営の仕事ではそんなことはありません。基本的にWEB業界は私服勤務の会社がほとんどで、アパレルECサイトを運営する会社なら、ほぼ間違いなく私服勤務です。

髪形やネイルなどの規則も緩いことほとんどなので、デスクワークをしながらおしゃれも楽しんで働くことができます。

 

アパレル通販サイト運営の仕事の見つけやすさは?

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ここまでは、アパレル販売員が向いている理由を解説しましたが、実際にアパレルECサイト運営の仕事はどれぐらい転職しやすいのでしょうか?求人はよく見かけるけど、と思う人も多いかと思いますが、具体的に解説します。

 

楽天市場だけでも4万店舗!それだけのEC運営会社=働き口が存在すると言うこと

楽天などでネット通販を利用する人は多いかと思いますが、楽天の中にはリアルのショッピングモール同様に、様々なお店が出店しています。

トータルの店舗数は4万店舗を越えるそうですが、この一つ一つの店舗は株式会社楽天市場が運営しているわけではありませんよね。実店舗で例えると、イオンモールの中に出店している店舗の運営は、あくまでもそれぞれのブランドが行っている、と言うのと同じ理屈です。

楽天だけでこれだけの数の店舗があるわけですが、ことアパレルに関しては楽天には出店せずに自社通販サイトで販売しているブランドも多数あります。普段、販売員として店頭に立っていると意識する機会はありませんが、本社ではEC部門のスタッフが日々サイト運営を行っているんですよね。

閉鎖していく実店舗が多い中で、現在もアパレルECを運営する会社は増えていっているので、業界の将来性も非常に明るいです。

 

転職先は地方にも多数

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リアル店舗と違って、ECサイト(通販サイト・ウェブショップ)は、職場のある場所に売上が左右されることはありません。極端な話、無人島に電気とネットを引いてオフィスを作ったとしても売上を作れるのがネット事業の強みです。リアル店舗ではそうはいきません。

そう言うわけで、地方にも沢山のECサイト(通販サイト)運営会社が存在します。むしろ、オフィスの家賃との兼ね合いで、郊外や田舎にオフィスを構える会社が増えています。都市部へ一極集中しがちな販売員の仕事とは違って、転職者が働く場所を選びやすいのが特徴です。

 

【重要】様々な新規参入のアパレルEC企業が増えている反面、ブラック企業が存在するのも事実

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ここまで、アパレルECサイト運営の仕事の良い点を挙げてきましたが、気を付けないといけないのが、新興の業界にありがちなブラック企業問題について。

ベンチャー企業と言う言葉を聞いたことがある方も多いかと思いますが、EC業界は、設立して数年以内の新規の中小企業がとにかく多いです。こう言ったベンチャー企業は、自由な社風や20~30代中心の若い社員が多いという面もありますが、その分、企業の体制がしっかり作られていない場合も多いです。

よくも悪くもサークル的なノリの会社が多いため、ギスギスした雰囲気はなくとも、過度な残業や無理めな業務範囲がなあなあになってしまっている会社が存在することも事実です。

働き口が多い分、選択肢が無数にあるので、その中でよりよい転職先を見つけないと、あとから後悔することにもなりかねません。いきなり、ホワイト企業で有名なZOZO(スタートトゥデイ)で働く、なんて言うのはさすがに難しいですが、大手でなくても待遇がよい会社もいくらでもある業界なので、転職先選びが本当に重要です。

やみくもにリクナビやマイナビで求人を調べても時間ばかりが掛かってしまいますし、しかもロクな求人は出ていません。

絶対に転職エージェントを使って、担当者に残業や年収の情報を詳しく教えてもらいながら非公開求人中心に狙っていった方がいいです。ちなみに、アパレルECの求人だとクリーデンス一択。大手セレクトショップのEC部門とかに紛れて、いい感じの中小も非公開求人で上がって来ます。

また、キャリコネを使って、あらかじめ企業の口コミを下調べしておくのも実際に私が転職活動をしたときに有効でした。

転職は人生の大きな転機なので、このあたりの最新のサービスを知っているか知っていないかが、その後の人生を左右すると言っても過言ではありません。おそらく、使っている人も多いと思いますが、まだ利用したことが無いひとはこの機会に登録して使ってみてください。 

 

アパレル経験を活かせる仕事のナンバーワンがアパレルECサイト運営

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ということで、アパレルECサイト運営のお仕事をご紹介しました。

今と同じようにアパレルのお洋服をお客様に販売する。と言うベースは保ちつつ、対面接客ではなくパソコンを使ったデスクワークを行える。そんな、ECサイト(通販サイト・ウェブショップ)運営のお仕事に魅力を感じた人も多いんじゃないでしょうか?

体力的にも楽ですし、これから伸びていく業界ということで、ずっと長く続けられる仕事です。そろそろアパレルから転職したい、と思っている人は、最後に挙げた注意点に気をつけさえすれば、挑戦する価値のある職種ですよ!

 

それでは今日はこのあたりで。

 

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