雨が多い街だね-アパレル販売員からの転職者が書くブログ-

元アパレル販売員で今は転職してアパレル業界の中の人をやっている著者がファッションと関係することや関係しないことを書くブログです。

子育て・育児と仕事の両立。転職なしで働き続けられている環境に感謝

絶賛子育て中の筆者

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アパレル販売員の方や転職を考える方向けの情報をお届けしている当ブログですが、かなり久しぶりの更新となりました。

ブログ上では特に報告などはしていませんでしたが、今年の前半に妻が第一子を出産し、パパ業をやっていました 笑

ということで、今年はサイトの更新ペースも落ち気味でしたが、家族ともども元気にやっています。

今日は、妻の妊娠・出産を経て、子育てをやっているイチ父親の視点から、「育児と仕事を両立させるのってこんな感じだよー」っていうあたりをお話できたらなと思います。

 

共働きで子育てをする我が家夫婦

まずは、妻が妊娠してからの、夫婦のお仕事と子育ての状況をざっと振り返ります。

妻は去年に妊娠してからも仕事を続け、出産予定日の少し前(法律で決まっている"出産予定日の6週間前")まで働いていました。まず、この点については妻に感謝してもしきれません。つわりなどはそれほどひどくなかったとはいえ、日に日に大きくなっていくお腹を抱えて満員電車に乗って出社するのはさぞしんどかっただろうと思います。

私も定番の「3kgの赤ちゃんがお腹にいるシミュレーションを旦那さんもしてみよう」的なやつは、プレママイベントみたいなのに行ったときにやりました 笑 が、あれは大変です。

 

で、そこから産休に入り、予定日を1週間ほどすぎて無事出産。さいわい、私が出社する直前に産気づいたため、当日は私も会社を休み、付き添いました。

そこから陣痛がくるまで半日、実際に産まれるまで半日(出産の痛みは見ているだけでもツライぐらいでした。耐えた妻、えらい)を経て、母子ともに健康に我が子が産まれました。

その後、保育園の待機児童問題も叫ばれる昨今ということもあり、妻は育休を8ヶ月ほどで切り上げて職場復帰し、今に至ります。

 

転職して今の仕事だからこそ家事や子育てと両立できている

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私はその間も、お仕事はしていましたが、もともと会社がフレックスタイムで出社時間が自由なことや、状況に応じてリモートワーク(自宅勤務)が可能ということもあり、妊娠〜出産〜子育て(現在)に到るまで、ちょこちょこと家庭の都合に合わせて柔軟な働き方をしていました。

例としては

  • 妻を妊婦健診のために産婦人科に送り迎えしてから午後に出社
  • 妻の体調が芳しくないときに夕飯を作るために早めに退勤
  • 保育園の見学回りのために有給をとる
  • 子供が風邪をひいたときにリモートワーク

などなど。

特に、妻が職場復帰して子供を保育園に行かせるようになった最近は、子供が風邪をもらってくるケースも増え、私か妻が会社を休まないといけないことが増えました。

そんなときに、より自宅で仕事がしやすい私の方が何かと重宝がられる 笑 傾向にはあります(いくら会社がリモートワークOKっていっても、子供が起きてるときは作業できないですが)。

これが家庭によっては、共働きであってもママに一方的に負担がのしかかっていたかもしれません。が、我が家は今風な夫婦(!?)なので、仕事も家事も育児も半々です。

私と妻で週の半分ずつ食卓に立ち、保育園の送りは私で迎えは妻。子供にミルク(完ミです)や離乳食を作ってあげるのも半々。掃除と洗い物は私で洗濯は妻。なので、こちらもほぼ半々でしょう。ついでに言えば、仕事の収入もほぼ半々です 笑

で、何もイクメン自慢がしたいわけではありません(というか、私はこのやり方しかしたことがないし、同僚なども似た感じなので、それが当たり前と感じています)。

こうやって、自分や妻の状況を考えると、アパレルの仕事をしていたときはこれはできなかっただろうな、とつくづく感じる、というのが今回のお話の主旨でした。

当時のお話や転職した経緯みたいなところアパレルから転職した理由という記事で書きましたが、接客業・サービス業などのB to Cの仕事をやっていると、なかなかこうはいかないですよね。

店舗でシフト制で働く以上、自分が休んでしまうと誰かが代わりに出勤しないとお店が回りません。その点、今の仕事(Web系広告代理店のディレクター・マーケター)は、例えば1週間とか1ヶ月とかのスパンで自分の抱えた仕事をどんなスケジューリングで終わらせるかはある程度任せられているので、今日は短めに切り上げて、その分明日は少し残業して終わらせる、などが自由です。もちろん、対企業の仕事をしているので、先方の都合などによって仕事の期限はありますが、幸い、いいクライアントに恵まれて、IT業界特有のデスマーチはありません。

また、職場にも似た環境のスタッフが男女ともにおり、理解も得られています。ほんとに、今の職場に転職してよかったなとしみじみ思ったりするのでした。

 

家事・子育ての偏りが起こるのは仕事選びも大きく影響している

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これは共働きであろうが、奥さんが専業主婦であろうがですが「家事や子育ての負担が奥さんに偏りすぎている」みたいな話は、色々なところで聞きます。

で、よく「旦那さんの家事・子育てへの参加意識の問題」みたいに言われることも多いじゃないですか? いや、それも確かにあると思うんですけど、会社の仕事量が明らかに旦那さんの方が多くて、かつ稼ぎにも差があるのであれば、それはある程度仕方がないかなとも思うんです。

お金だけの話じゃないけど、「家事・育児には参加できないけど家族を食べさせるためにバリバリ働いて稼いでいる」っていうのであれば、筋は通ってると思います。これは私が家事・子育てをやっているから言えるんですが、確かに子育てって大変だけど、お金を稼ぐのも同じぐらい大変なので。

でも、これが「奥さんも同じぐらい仕事してるし稼いでるのに旦那さんは家事育児をまったくしない」っていったら、そりゃダメです。奥さんの方が明らかに稼働時間が長いってことになるので。それは本当に参加意識の問題です。

お腹を痛めたから母親の方が愛情が深くて〜とか詭弁以外の何者でもないからね。だって、父親からみても子供めっちゃかわいいし。オムツ変えたげるのも、お風呂入れたげるのも楽しいじゃんね。愛情注いであげたら、子供はパパにもいっぱい甘えてくれるものです。

閑話休題

まあ、つまり家のことをやるにも、仕事に追われまくってたらできないよっていうお話です。

共働きで奥さんも同じぐらい稼いでるのに、家事や子育ての配分が奥さんに偏ってしまっている旦那さんは、仕事選びを少し考えませんか?

これだけ売り手市場で、自分に合った職場が見つけやすい時代なので、転職することは何もハードルが高いことじゃないですし、難しいことじゃないです。仕事と子育てを両立できる職場はいいものですよ。

本日はこのあたりで。