読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

雨が多い街だね-元・アパレル販売員かく語りき-

元アパレル販売員で今はアパレル業界の中の人をやっている著者がファッションと関係することや関係しないことを書くブログです。

アパレル販売員で英語・中国語を話せる人材の転職需要が拡大中!私も勉強しておけば良かったと今更思う件

全ての記事 全ての記事-アパレル販売員の仕事

 

アパレルショップに海外のお客様が殺到中

 

f:id:amemaa:20170305204514j:plain

 

ここ数年、中国を中心とした海外の観光客が日本に殺到しており、いわゆるインバウンド需要は年々高まりを見せている状況です。ひと頃の「爆買いブーム」は少し落ち着いたなんて言われていますが、実際に店頭に立っていると海外のお客様の数は増えている印象を持っているアパレル販売員の方が多いのではないでしょうか?

そもそも、なぜここ数年で一気に海外の観光客の数が増えたのか?本題とは逸れるので、詳しい説明は他にお譲りするとして、まあ簡単に言うと円安・原油安が進んだことで旅行費の面で日本に来るのが簡単になったのですね。

私がアパレル販売員をしていた頃は、ちょうど爆買いブームが始まった頃だったのですが、都市部の某ファストファッションブランドで勤務していて、中国と韓国のお客様が本当に多かったですね。日によっては、一日のお客様の半分ぐらいが、欧米の方含む海外のお客様だと感じられる日もあったほど。 そんな中で私に不足していて困ったスキルが英語・中国語などの語学力でした。

 

アパレル販売員に英語力が求められるのはもはや外資系ブランドだけでは無い

一昔前までは、アパレル販売員で英語力が求められるのは、外資系のハイブランドに限られていました。また、こう言った外資系ブランドでは、日本語しか話せない人でも就職自体は可能な場合もありますが、本社の上位スタッフが外国人であることが多いため、キャリアアップを目指すためには英語が必要になるケースも非常に多いです。英会話スキルが必要な分、外資系ブランドは給料もアパレル販売員の中では比較的恵まれている場合が多いのですね。

しかし、昨今の海外観光客の増加に伴い、ほとんどのブランドで英語、中国語などを話せるバイリンガル販売員の雇用が急務で進められている状況です。かつては外資系ブランドに限られていたのが、国内の大手セレクトショップや、郊外のイオンに入っているファミリー層向けブランドでもこの動きは加速しています。

また、見逃せないのが子供服・ベビー服の爆買い需要。中国からの観光客が日本で買うものと言えば家電のイメージが強いですが、子供服やベビー服もその対象として挙げられます。少し前には、ミキハウスが爆買いで売れすぎて、パート社員を含むすべての従業員に最大50万円のボーナスを支給なんて言う景気のいいニュースもありました。

www.sankei.com

 

かつての日本人がイタリアやフランスのブランドに憧れて爆買いしていたように、アジア系のお客様からは日本ブランドの高品質な洋服のブランディングに魅力を感じていると言うことです。

 

地方のアパレル販売員も!これからのインバウンド需要は地方が主役に

f:id:amemaa:20170305204511j:plain

 

地方住みの販売員の方は「でもそれって一部の都市部と観光地だけの話でしょ?」と思っている人も多いかもしれません。確かに、外国人観光客が来る街と言えば、京都などの主要観光地と、東京・大阪を中心とした都市と思われがちですが、今後は地方都市への観光需要が更に増えることが確実です。と言うかすでにその流れは本格化しています。

この理由は簡単で、訪日ブームが起こってから数年が経ち、再訪日する観光客が増えているのですね。例えば、日本人もハワイに初めて行く時は定番のオアフ島でワイキキ周辺を観光するけど、二回目はノースショアや別の島に行ったりする、と言えばイメージが沸きやすいかもしれません。初めて日本に来た時は定番の東京・大阪・京都のどれかに行くけど、二回目以降は少し視点を変えて地方都市に行く。例えば香川でうどんを食べたり、石川で兼六園を見たり、なんて言うのはすでに起こっていることですが、今後はさらに郊外にも海外の観光客が増えることが予想されています。

 

アパレル販売員が海外のお客様と深い接客をするには英語力が必須

f:id:amemaa:20170305204515j:plain

 

私の場合は、アジアからも欧米からもそれなりにお客様がいらっしゃるブランドに勤めていながら、英語を話せませんでした。さすがにその環境で長く働いていると、英単語を繋いで意思疎通を図る程度のことはなんとかできましたが、じっくり接客しようと思うとやはり難しかったですね。

結構お店で多かったのが、お会計のときのクレジットカードのやり取りで戸惑うパターン。日本人のお客様と同じ感覚で「お支払回数は?」と英語で聞いても、海外の方は分割払いと言う概念を持っていない場合が多いので、言葉の意味が通じなくてゴタゴタするのは、販売員あるあるの一つかもしれません。また、中国のお客様のほとんどは銀聯カード(ぎんでんカード)を使われるのですが、まだまだ対応していないモールが多いので、その旨を断る際にトラブルになったりと言うのも多かったです。

私の場合は、そんな時には、お店に一人はいたバイリンガルのスタッフに接客を代わってもらったりもしていたのですが、なんとも情けない副店長だったなと今更ながら思います 笑

英語・中国語・韓国語とすべて話せるのが理想ではありますが、特に中国の方の場合は富裕層が多いため、日常会話程度の英語力を持っているお客様も多いです。なので、せめて英語だけでも満足に話せたらなと思ったことは一度や二度ではありません。

英語が話せるアパレル販売員は自分の強みを活かせる職場の幅が広い

f:id:amemaa:20170305204637j:plain

 

そんな英語力皆無の私でしたが、もし自分が英語を話せたら転職でもっと大きくキャリアアップ&年収アップできたかもなあなんて思います。私は転職するときにはいくつかの転職エージェントを使っていたのですが(このあたりの詳しい内容は、転職した経緯についての記事に詳しく書いています)、その時にどの担当者さんからも最初の面談の段階で英語力の有無を聞かれたりもしました。

 

rakka.hatenablog.jp

 

英語力は販売員からアパレル事務やアパレル営業の異業種へのステップアップにも役立つ

 

先ほどからお伝えしているとおり、販売員にも英語は必要なスキルになっていますが、アパレル業界の他の職種でもこれは同じことです。私が特に信頼して利用していた転職エージェントはiDA でしたが、担当者さん曰く、アパレル販売員の経験を活かしてアパレル事務やアパレルメーカーの営業に転職、と言うアパレル販売員の勝ち組転職パターンを勝ちとるためには、語学力があると選択肢が大幅に広がるとのことでした。昨今のアパレル業界においては、製品をアジアの工場で作ることが圧倒的に多いため、海外の生地メーカーや工場とのやり取りが非常に活発で、そんな時に共通言語の英語が話せることは大きな強みになるのですね。

 

まあ、結論としては語学力があるアパレル販売員はどこでもすごく重宝されるようになってきてるよ。って言う話でした。私もスピードラーニングでもやっておけば良かったぜと思う筆者なのでした。

当ブログは、アパレル業界から広告業界に転職した管理人が、ファッション、音楽、映画、文学、アニメなどサブカル全般について書いています。
気が向いたときにだけ更新してるうちにまとまりの無い雑記ブログになりました