アパレル転職サイトのおすすめはここだ!販売員のキャリアアップ最短ルート解説
▼2020年4月追記
コロナウイルスの流行にともなう緊急事態宣言の発令に合わせて、しばらくお休みしていたブログを再開しています。
こちらの記事を書いたのは2年以上前ですが、現実はもっとシビアでした。
今やアパレル業界では倒産を間近に控えた会社が激増。生き残ったブランドもリアル店舗は完全に縮小してECシフトの流れが確定的になりました。「販売員を続ける」という選択肢が限りなくゼロになっている現在、この記事に書いている内容も一部、古い情報になってしまったと感じています(今のアパレル販売員の立場は「辞めるか辞めないか」じゃなくて「どうやって早く辞めるか」のフェーズなため)。
ということで、現在の状況について書いた下記記事も、合わせてご一読ください。
(追記ここまで)
アパレル販売員はかしこい転職でキャリアアップ
私は10年ほど続けたアパレル販売員から未経験の異業種に転職した時に、いくつかの転職サイトを利用しました。
アパレル販売員以外の仕事をしたことが無かったので、最初は転職活動と言っても何から始めればいいのか?と言うところからのスタートでした。パソコンスキルもほとんど無かったので、一般職に就けるのかなあと言う不安が大きかったです。
でも結果的には、転職サイトをうまく利用したことで、転職きっかけのキャリアアップがうまくいきました。
この記事はこんな人におすすめ!
- アパレルで働いていてて今よりも条件や環境のいいブランドに転職したい人
- アパレルから異業種への転職を考えているけど、未経験の職種への転職が上手くいくか不安な人(かつての私パターン)
- 転職サイトの中でもエージェントサービスに興味があるけど、使い方やメリットがイマイチよく分かってない人
- どのアパレル転職サイトを使うと希望通りの転職ができるのか知りたい人
転職サイトって世の中に数えきれないぐらいの数があります。
実際に自分が転職サイトを使って転職活動をしていこうと思うと、結局どれを使ったらいいんだ?とりあえずリクナビネクストか?みたいになりがちです。
リクナビネクストは、転職人材業界の最大手ではあるので、確かにたくさんの求人が載っていますが、アパレル従事者が利用するのにベストかというと、そうでもありません。
この記事では「他のアパレルブランドに転職してキャリアアップしたい人」「アパレル業界から異業種に転職したい人」両方に向けて、おすすめの転職サイト、その中でも転職エージェントサービスについて、できるだけ分かりやすく解説できればと思います。
エージェントサービスは利用すれば絶対にメリットの方が大きいサービスですが、まだまだテレビや新聞で紹介されることは少なく、情報を得ようと思ってもネット上だけに限られているのが現状です。
結局、そもそも転職エージェントってどう言うサービスなのか?どうやって利用したらいいのか?どこの転職サイトに登録すればいいのか?ていうか怪しくないの?
など、疑問点を持っている人も多いかと思います。私も最初は友達になんとなく薦められるままに利用し始めたのですが、実際に使ってみると、これを知らないのは勿体ない!と思うぐらい、便利なサービス内容でした。
なので、上記のような疑問を持っている人に対して、私が実際に利用してみた経験談や感想を交えながら、「結局どうやって転職活動をして、どこの転職サイトを使うのがおすすめなんや!」という疑問に対して、全力で解説します。
この記事の内容を先にざっくりで説明すると
- 一般的な転職サイトとエージェントサービス有の転職サイトの違い
- そもそも転職エージェントサービスって何?基礎解説
- 転職エージェントがなぜ無料で利用できるのか?ビジネスモデルの説明
- 転職サイトを利用するメリット・デメリット
- 転職エージェントを使っての転職に向いている人・向いていない人
- 転職サイトの利用方法
- 転職サイトを上手く使うコツ
- アパレルで働く人におすすめの転職サイト
と言ったことについて書いています。
そもそも一般的な転職サイトとエージェントサービス有のサイトって何が違うの?
ここまで、「転職サイト」「転職エージェントサービス」という二つの言葉を使っていますが、この二つは似ているようで、実際には大きく異なります。
最初にざくっと説明をすると。。
一般的な転職サイト
いわゆる一般的なやつです 笑 リクナビネクストとかマイナビ転職とか。
求人情報がサイト内に載っており、自力で求人を検索して探し、エントリーをして選考を受けます。新卒採用などでもリクナビを使った方は多いと思いますが、システム的にはほぼ同じですね。
転職エージェントサービス有の転職サイト
このタイプのサイトも、広い意味では転職サイトの中の一部になりますが、一般的な転職サイトと違い、エージェントという担当者を介するサービスになります。
まずは転職サイトに登録をして、そこから担当のエージェントさんとざっくばらんに面談を行います。そこで自分の希望条件(年収、残業時間、休日日数、福利厚生など)を伝えて、あとはそれに合った求人があれば話を繋いでくれます。
それ以外にも、履歴書やエントリーシートの添削、年収交渉の代行、転職先企業の内部情報などを教えてくれます。面接の同行をするサイトもあります。
私は、主にこの転職エージェント有の転職サイトを利用したのですが、結論としては絶対に使った方がおすすめかなと思っています。
ということで、今回は私がおすすめする転職エージェントサービスが使える転職サイトについて解説していきます。
アパレルでも徐々に利用者が増えてい転職エージェントサービスとはそもそも何なのか?
転職エージェントは企業と転職者を繋ぐ仲介サービス
そもそも転職エージェントとは何かを簡単に言うと、スマホやパソコンから登録する転職支援サービスのことです。転職エージェントは、転職者と企業の間に入ってコンサルタントが無料で私たちに対して様々なお世話をしてくれます。
通常、自分一人で転職活動をしていると、何かと面倒なことや苦労することが多いのですが、そのあたりをサポートしてくれるサービスですね。イメージとしては、お見合いをお世話する仲人さんみたいなものです。
転職エージェントサービス有の転職サイト利用者数は年々増加
ここ数年で転職を考える人たちの間で定着した感のある転職エージェントですが、実際に利用者が急増しており、2017年現在では転職者の半分近くの人が、すでに利用経験があるそうです。
転職エージェントを使って転職を実現した方が、大手3社合計で「2万4,013人」いて、前年同期比で「108.5%」と増加傾向にあります。
「25歳以下」の転職エージェント利用者が前年同期比で「125%」と増加していて、とくに若年層の利用者が増加していることが分かります。?
転職エージェントを利用した人の割合が33%から46%へ上昇。前年を上回る結果に
引用元:転職エージェント 評判.com
この数字は、実際に私の周囲の知人の利用率を考えても、今勤務している会社に転職してくる人の転職ルートを考えても、体感に近い印象です。特に都市部の利用者が多いです。
転職エージェントサービス有の転職サイトの定着はアパレル業界ではまだまだ遅れ気味
すでに転職者の多くが利用している転職エージェントサービスが利用できる転職サイトですが、アパレル業界での利用率はまだまだです。残念ながら、アパレルに絞った具体的な利用率の統計データは見つけられませんでしたが、定着しない理由としては以下のようなことが考えられるでしょうか。
- アパレル業界ではヘッドハンティング(引き抜き)の文化が強いため、転職サイト自体を利用せずに転職する人が多い。
- 女性がメインの業界なので、キャリア志向を持ちにくいため(※女性の社会進出の話題は本題から外れるので今回のエントリーでは語りません)。
- アパレルで働く人はネット上の情報に疎いため、ネット限定サービスである転職エージェントの利用率が低い。
ちょっと偏見っぽいですけど、私は3つ目が実は一番デカいんじゃないかと思っています。
アパレルで働いていると土日休みの一般職で働いている友人とは疎遠になりがちです。結果的に普段から付き合うのは同じアパレル業界の人間や、接客業・サービス業をしている友達。そうすると、どうしても世界が狭くなってしまいがちなんですよね。
アパレルに勤めている人は、ファッションやグルメの話には詳しいけど、いかんせんネットでの情報収集に弱い。インスタは大好きだけどグーグルを使って検索するのは苦手。いや、そんなこと無いよと言う人もいっぱいいるかと思いますが、10年アパレルで働いてきた私なりの見立てです。
アパレル販売員が転職サイトを利用する際の流れ
従来の転職活動と、転職エージェントサービス有の転職サイトを利用した転職活動では仕組みが全く違います。従来であれば、転職者であるあなたは企業に直接コンタクトを取ります。リクナビネクストなどの一般的な転職サイトを通じてエントリーを行う場合であっても、サイト内のメッセージ機能を通して企業側とやり取りをするだけで、あなた⇔企業と言うやり取りのルートは変わりません。
しかし、転職エージェントを利用した場合は、あなたと企業の間を転職エージェントが仲介します。
かなりざっくりとした流れとしては、以下のようになります。
- 転職サイトに登録する。
- 転職エージェントと面談を行い、希望する転職先に求める条件を話す。
- 転職エージェントがあなたの希望に合いそうな企業を探す。
- その中から興味のある企業を選び、面接をセッティングしてもらう。
- 企業と面接を行う。
- 内定。
詳しくは後ほど解説するので、まずは大まかな流れだけイメージしておいてくださいね。
ところで、そもそもなんで転職エージェントっていうサービスは、人がわざわざ自分のために動いてくれるのに、無料で利用できるの?と、疑問に思いませんか?そのためには、視点を少し変えて、まず転職エージェントのビジネスモデルや仕組みを理解しましょう。
転職エージェントの仕組みを知ると納得!無料で利用できる理由
転職者を企業が取り合う時代
少子高齢化に伴って、多くの業界・企業で人材難に陥っている状況なのは、ニュースなどで知っている人も多いでしょう。
とりわけ離職率の高いアパレル業界で働いていると身近に感じるかと思いますが、人が足りてるアパレル店舗なんて、そうそうありませんよね?店長や副店長が、シフトを作るのにいつもどれだけ苦労してるか(そして部下たちはその苦労を分かってくれない 笑)。
そんな状況なので、業界を問わず転職市場全体の流れとして、一人の転職者を複数の企業が奪い合うような状況なのです。あなたが新卒で就活をした時のように、沢山の応募者の中から高い倍率で選ばれる、と言う時代では徐々に無くなっていて、つまり企業と転職者の立場が逆転しつつあるのです。
企業からしたら、優秀な人材を競合企業や競合ブランドに奪われたくないと言う思いがあるため、転職エージェントのサービスを持っている転職サイトに人材活動を依頼して、自社にピッタリの人材をマッチングしてもらうわけです。
そう考えると、このビジネスモデルでお金が発生しているポイントが見えて来ますよね?
転職エージェントは転職者からではなく企業から報酬をもらって利益を得ている
この図は、あなたが転職エージェントを利用したときの実際の各関係者(あなた・転職エージェント・企業)の主な行動の流れを説明したものになります。一つ一つを具体的に見ていきましょう。
①あなたはWEBから転職サイトに無料登録を行います。
②転職エージェントはあなたに対して転職のサポートを行います。
③あなたと転職エージェントが双方納得の上で、転職エージェントは企業へあなたを紹介します。
④あなたと企業は面接の上で労働契約を行います。
⑤企業は、優秀な人材であるあなたを紹介してくれた転職エージェントに報酬を支払います。
これでよくわかるのは、転職サイトがビジネスの相手としているのは、転職者であるあなたではなく企業であることです。
転職サイトのエージェントは、企業にとって価値のある人材を紹介することの対価として、転職者の年収の〇〇%を紹介料として受け取る、と言う形で利益を得ています。
つまり、最初から転職サイト側には転職者であるあなたから直接お金を得ると言う目的が全くないため、あなたが費用を支払うことは100%あり得ません。
※あとで説明しますが、「年収の〇〇%を受け取る」と言うビジネスモデルが、あなたの年収アップのカギになるので、覚えておいてくださいね。
転職エージェント有の転職サイトで就けるアパレル職種
では、転職エージェントから紹介してもらえる職種とはどんなものなのでしょうか?
アパレル販売員として別ブランドへの転職は紹介案件多数
私は、アパレル販売員から異業種に転職しました。販売員を続けると言う道はほとんど想定していなかったのですが、一応保険として、いくつか候補を見せてもらったんです。
そしたら、まあ色々なブランドが出てくる出てくる 笑
私の場合は大手ブランドの旗艦店で副店長やVMDをしていたという経験があったからと言うのもありますが、ラグジュアリーブランドから、セレクトショップから、百貨店まで、引く手あまた状態になってしまいました。
「販売員でも、ブランドによってはこんなに年収が上がるのか」と思ったり、「このブランドの服ならずっと関わり続けてもいいな」と思ったり、「転職で副店長から店長になるの超ラクじゃん」と思ったり、感想は色々持ちましたが、私は初志貫徹ですべてお断りしました。
販売員として別ブランドにキャリアアップしたい人にとっては、今のブランドから心が動いてしまうようなお話がいっぱいありましたよ。
特に、アパレル業界に特化した転職サイト(そんなものがあるんです)の威力は絶大で、販売員として別ブランドに転職するなら、一瞬でキャリアアップできます。
今のブランドに不満がある方は、色々考える前に使ったほうがいいです。
転職サイトを使って他ブランドのアパレル販売員になる時のポイント
販売員の離職率は他の職種に比べてもとても高いため、転職サイト経由で即戦力を採用したいブランドは、本当に驚くほど沢山あります。選択肢が無数にある分、「どこに的を絞って面接まで持っていくか?」と言う取捨選択の必要が出てきます。
これをしっかりやらないと、大手ブランドから町のブティックまで選びきれない転職先をエージェントから紹介されて、選ぶだけで時間が掛かってしまう、ありがた迷惑な状態になる。なんて言うことにもなりかねません。
ポイントとしては、転職エージェントとの面談の際に自分が新しく移りたいブランドに望む条件をハッキリ示すことが大切です。
例えば「ラグジュアリーブランド」「子供服ブランド」「大手のセレクトショップ」など、ブランドのジャンルの指定をすることは勿論、「正社員スタート」「年収は400万円以上」「残業は月に20時間以内」「試用期間も同条件」などの条件面の指定、「産休・育児休暇の取得実績が高い会社」「家から30分圏内のショップ」など、細かく具体的な条件を指定した方が、転職サイト側にとってもブランドが選びやすくて素早く対応してもらえます。
あまりに高望みな条件をたくさん出しすぎると、紹介先が無くなってしまいかねないので、いくつか提示した希望条件の中で優先順位を付けて、妥協できるラインも同時に心にとめておくと、柔軟に対応できます。
営業・事務・広報・企画・商品管理などアパレル内勤職への転職も可能
特に大手に務めている人にとっては、今いるブランドで販売員から本社の内勤にキャリアアップするのは、現実問題、とても難しいですよね。本社のメンバーはスペシャリストが揃っているので、補充が必要な場合は他社経験ありの中途採用者になることがほとんどです。
転職エージェント有の転職サイトでは、そういった内勤の仕事を未経験であっても紹介してもらうことが可能です。
まあ、間にエージェントっていう仲介者が加わることで、ちょっとパワーアップしてくれる感じといいましょうか。
転職エージェント有の転職サイトを使ってアパレル内勤に転職する時のポイント
アパレルメーカーや、アパレル業界内で小売りを専門としていない企業へ転職する際は、あなたの持っている「アパレル業界での経験」と「顧客と直接関わってきた経験」が武器になります。
例えば、一般事務の仕事ひとつをとっても、アパレルメーカーの事務であれば、扱う商材はそのメーカーが作る洋服になります。「事務経験はあるけどアパレルの知識や経験が無い人」に対して、事務経験では負けても、アパレル経験では勝てるわけです。また、商品企画であれば、誰よりもお客様の声を直接聞いているのは販売員なわけです。そこを武器にして、しっかりとエージェントさんに自分の強みを説明しましょう。
また、アパレル販売員のキャリアを捨ててまで、アパレルの内勤に移りたいと思った理由もしっかりと話せるようにしておきましょう。例えば「お店で直接お客様に対して1対1のサービスを提供する中で、もっと多くのお客様にサービスを届けたいと思うようになり、服が市場に流通するまでの川上の過程に携わりたいと思った」など。販売員の経験の中で感じたことや気づいたことが、今回の転職に繋がった、と言う筋道が最も理解を得やすいでしょう。
ただ、そうは言っても実務が未経験である、と言うハンデを埋める努力をしている、またはこれからしようとしている姿勢は必要です。初歩レベルであってもエクセルなどのoffice系ソフトの勉強をするなど、心がけましょうね。
デザイナー・パタンナーなどのアパレルクリエイティブ職も勿論あります
アパレル業界内の人口としては決して多くないですが、デザイナー・パタンナーなどのクリエイティブ職もきちんとカバーされています。
結構多いのが「専門学校卒で販売員になったんだけど、本当はクリエイティブがやりたい」と言う人。この場合は、未経験スタートということで、アシスタントからのスタートになりますが、そういった求人も沢山あります。転職エージェントを使って、憧れのデザイナーへの第一歩を踏み出すことも可能です。
転職エージェント有の転職サイトを使ってアパレルのクリエイティブに転職したい時のポイント
基本的に、販売員からデザイナーやパタンナーに転職したい人は、新卒時などにそちらの道に就こうと言う意思があった人がほとんどでしょう。上記のように、アパレルの専門学校は卒業したけど、就職難で販売員に落ち着いた、など。
そんな人が、専門卒で最初からクリエイティブ職に就いた人に比べて勝っているところはどこか?と言うと、お客様と直接対話をして来た経験です。一部のブランドを除いて、アパレルのデザインと言うのは「売れてナンボ」な部分があります(これがいいのか悪いのか、と言う議論は本題からずれるので置いておくとして)。
店舗で商品に実際に触れ、お客様に接客して生の声を聞き続けて来た販売員だからこそ気づく、「売れるデザイン」「お客様がかわいいと思うデザイン」が必ずあるはず。実務経験が無いのは重々承知の上で、ある意味開き直って「でも私にはこれがある!」と胸を張ってPRしましょう。
最初はアシスタント業務に就くことはほぼ間違いないため、雇用形態が契約社員や、場合によってはアルバイトからのスタートになったり、年収ダウンになる可能性もあります。
ただ、それでも夢ややりがいを求めて転職するのであれば、販売員で培った最強の笑顔で、前向きに挑戦しましょう。
それでは、ここからは転職エージェント有の転職サイトを利用した転職活動が、従来の転職活動と比べてどう優れているのかを解説します。
アパレル販売員に転職エージェント有の転職サイトをおすすめする理由
まずはwikipediaから引用します。
求職者にとっての利点
・自分の希望に沿った転職先を紹介してもらえる
・キャリアパスを相談できる
・面談の日時設定や年収交渉など手間のかかる作業を代行してもらえる
求人広告に掲載されていないなどの理由で捜しにくい雇用者の情報も得られる
・小規模な紹介会社は求人案件が少ないが、クライアントと濃密な関係を構築していることが多く、こうした紹介会社を経由した方が応募先企業の情報量が多く、かつ正確である場合が多い。
引用:wikipedia
ここに書いてるままなのですが、少し分かりづらいかもなので、私が実際に利用した感想も含めて、もう少し具体的におすすめポイントを説明します。
おすすめポイント1:転職活動の面倒くさい部分を代わりにやってくれるので楽
まずは従来の転職活動はどんなものだったのか?を思い出してみましょう。 転職エージェントを利用しない、一般的な転職活動のやり方はこんな感じです。
- 求人募集をしている企業を転職サイトから探す
- エントリーする前には、受けたい企業の情報を検索して調べる
- サイト上から、まずWEBエントリーシートを記入する
- 企業とメールや電話でやり取りして、面接の日程調整を行う
- 履歴書・職務経歴書などの各種資料の準備をする
- 面接を行い、給与交渉を行う
※これら一連のサイクルを、受ける会社の数だけ行う必要あり
どれも転職活動を行うのであれば当然と言えば当然のことですが、働きながらこれをやろうと思うと、とにかく面倒くさいです。毎日朝から晩まで働いて、休日は寝て過ごすという人も多いかと思いますが、体力的にハードなアパレルの場合は、空き時間にこまごまとした準備に掛ける時間が辛いものです。私もこの手のチマチマした作業が嫌いです 笑
転職エージェントが使える転職サイトの場合は、このあたりの作業の大部分を代わりにやってくれるわけです。なんだそりゃ、楽すぎるだろうと思う方も多いかと思いますが、実際めちゃくちゃ楽でした。
では、転職エージェントがあなたと企業のためにやってくれることを更に具体的に見てみましょう。
転職エージェントはあなたの希望に合う企業だけをおすすめしてくれる
あなたが一人で転職活動をやろうと思うと、どうやって求人情報を調べますか?
リクナビ、マイナビなどの一般的な転職サイトをチェックするのか、働きたいアパレルブランドのホームページをチェックするのか。この一般的な方法での転職活動を経験したことがある人は、こんなことってありませんか?
一般的な転職サイトから情報を探すと…めんどくせー!
転職サイトでちまちまと転職先を探していると、こんな感じの問題が発生しがちです。
- 週に何回も複数の転職サイトにアクセスしないといけない。
- 自分の希望に合う求人を発見するまで何ページも見ないといけない。
- 検索しても全然興味の無い企業ばっかり出てくる(保険の営業どれだけ出てくるんだよ!w)
- いいところ見つけたと思ってクリックしても、超絶ブラック臭がする企業だった。
- ウェブ職務経歴書を書くのがとにかくめんどくさい。しかもリクナビに書いてマイナビに書いて…って何回も書くとか地獄。
- そもそも何を書けばいいのかが分からない
などなど、とにかくめんどくさい&非効率。私も初めてアパレル転職した時は、このやり方で苦労しました。ちゃんとやろうと思うと相当な時間が持ってかれます。
転職エージェントに面倒くさい作業を丸投げすればとにかく楽
転職エージェントサービスがある転職サイトを利用すると、まずあなたが希望する職種、年収、勤務地、福利厚生、社風などのヒアリングがあります。エージェントさんはそれらを加味した上で、希望に合う企業だけを紹介してくれるため、そもそも条件が合わない企業は最初からシャットアウト。なので、無駄が無くてとにかくスピーディーかつ楽に転職活動が進みます。
しかも、一般には公開されていない非公開の求人も紹介してくれるので、質・量ともに通常の転職活動よりも濃いものになります。
転職先をおすすめするだけでなく悪いところ含めて教えてくれる
あなたが転職エージェントサービスのある転職サイトを利用するとします。その際に転職サイト側から見て好ましくない事態とはどうなることでしょうか?
まず、あなたの転職先がなかなか決まらないと、どこの企業からも紹介料がもらえないので好ましくないですよね。でも、それ以上に最悪の事態があります。
それは、せっかくあなたと企業をマッチングして転職を成功させたのに、社風が合わなくてすぐに辞められること。企業から「あそこの転職エージェントはすぐに辞める人材しか紹介しない」と言う評判になってしまうと、その企業との取引は終了してしまいます。以降、その企業から紹介を依頼されるチャンスが無くなります。
つまり、あなた一人の紹介料、と言う目先の儲けよりも、長期的に見た評判と儲けがさらに重要なわけです。
そうなると、転職エージェントはあなたにとっても企業にとっても、むやみにおすすめするようなことはしません。例えば、「残業は月20時間以内」と言う希望を持っている転職者に対して、60時間以上の残業がある企業が紹介されると言うような、企業を事実以上に良く見せるような紹介はまずあり得ません。
転職サイト側から企業の情報を事前に共有してもらえることで「こんなはずじゃなかった」となる可能性がグっと下がるわけです。
職務経歴書の添削・面接のアドバイスをしてくれる。面接に同行するエージェントも
職務経歴書とか履歴書って書くのが苦手な人って多いんじゃないでしょうか。
書いててうわーめんどくせーってなりますよね。自分がやってきたことを簡潔にまとめろと言われても、意外とどう書けばいいのか分からないものです。転職エージェントは、このあたりをヒアリングしながら添削してくれるので、上手い感じの文章が超ラクに出来上がります。
面接に関しては、私のときは質問内容と回答を事前に転職エージェントから聞いてるって言うカンニングに近い状態でした。これは、エージェントさんにもよりますが、少なくともぶっつけ本番で挑む通常の転職面接に比べると、遥かに楽です。
おすすめポイント2:面接の成功率・合格率が大幅にアップする
先ほど説明しましたが、転職エージェントはあなたの転職を成功させることが最大のミッションです。なので、あなたのスキルや経歴などを転職先の企業に対して紹介してくれます。
仲人の例を出しましたが、お見合いを成功させるために頑張ってくれる世話焼きおばちゃんみたいなものだと思ってもらえばイメージしやすいかもしれません 笑「この子はこんなにもいいところがいっぱいあるんだよ」と、相手に評判を伝えてくれるわけです。
例えば「今所属してるブランドだとこう言った結果を残した人材です」「人当たりがよくて、とてもコミュニケーション能力があります」など。
通常の転職活動のように、自分一人の口から「私はこんなところが優れています!」と説明するだけなのと、そこに第三者からの客観的な評判が加わるのでは、明らかに後者の方が信ぴょう性も高くなるのは想像するまでもありません。
おすすめポイント3:一般的な転職サイトでは公開されていない非公開求人がある
転職エージェント有の転職サイトと、一般的な転職サイトとの大きな違いが、この非公開求人です。
これは、誰でもサイト内から検索すれば見られる公開求人と違って、直接転職エージェント経由でしか知ることができない求人のことです。
なぜ非公開求人というシステムがあるのか?と言うのを疑問に感じる人も多いかと思いますが、これも転職者、転職エージェント、企業のそれぞれの利害が一致するうまい精度なので、解説します。
転職者にとってのメリット:非公開求人だとライバルが少ないので合格への最短ルートを進める
リクナビネクストやマイナビ転職などの、一般的な転職サイトから応募すると、とにかく競争率が高いです。人気の企業であれば一回の募集で数百人の応募が来ることも珍しくありません。
転職者であるあなたにとっては、より競争率が低い状態で転職活動を進める方が成功率が上がることは言うまでもありません。
エージェントにとってのメリット:自社独占の求人であれば紹介の成功確率が高まる
「転職エージェントは転職者の紹介が成立しすると年収に対するパーセンテージが報酬として払われる」と説明しましたよね。
転職エージェントにとっては、他の転職サイト経由で見込み顧客が内定してしまうと言うのは、あまりいいことではないわけです(笑)。だから「自分たち経由でしか応募できない独占求人=非公開求人」が存在するのですね。
企業にとってのメリット:膨大な数の選考を行う手間の省略
人を雇いたいはずの企業が求人を非公開にすると、デメリットがあるように思えますよね?
まあここに関してはケースバイケースですが、まず人気企業であればとんでもない数の応募が来るので、中には箸にも棒にも引っかからないような求人も多いわけです。
と言うか、私が店舗で採用業務をしているときも、応募者の半分ぐらいは、「なぜキミが送ってきたんだね」と思うような、そもそもの応募条件に満たない人でした。
それらを選別する作業に沢山の時間を割くぐらいなら、応募数は減ってでも、紹介実績があって信頼している転職エージェントが紹介して来る人材だけに絞った方が効率的だし、応募者のクオリティが安定すると言うわけです。
非公開求人の数=その転職エージェントの信頼度を測る指標
上に書いた事情は、私たちからしたらあまり関係ない話のようですが、実は、非公開求人の数というのは、私たちがエージェントサービス有の転職サイトを選ぶ上での、大きな指標になります。
転職サイトが抱えている非公開求人と言うのは、企業から「あそこのエージェントであれば非公開求人を任せても大丈夫だ」と言う信頼を得ている証拠なわけです。だって、あなたがブランドの人事担当だとして、変な人ばかり面接に連れてくるエージェントと取引したくないでしょ?
だから、私たち転職者からしたら、エージェントが非公開求人を紹介してくると言うことは「そのブランドと信頼関係を築いている」と言うことを判断する指標になりますし、その数が多いと言うことは、多くの企業・ブランドから信頼されていると言う判断材料になります。
おすすめポイント4:【最重要】年収アップの交渉を全力で行ってくれる
さっき「覚えておいてください」って書いたことです。
"転職エージェントはあなたが転職に成功した時に、契約した年収の〇〇%を企業から紹介料として受け取る" ってやつです。転職サイト側からしたら、あなたの年収が少しでも高く雇用される方がいいわけで、あなたと転職サイトの利害が一致してるんですよ。
なので、あなたが現職以上の年収を望めば、そのために全力を尽くしてくれます。具体的には、面接を行う前に「この人はこれだけの給料を払う価値がある人ですよ」と言うことを企業側に伝えてくれます。
そりゃあ今は年収300万円の人が500万円にしろって言うのはさすがに非現実的ですが、50万~100万円アップなら、充分狙える範囲です。今あなたが勤務しているアパレルブランドで年収を100万円上げようと思ったら何年掛かりますか?転職でキャリアアップに成功したら1ヶ月後には年収が100万円アップしてるかもしれない。って考えると夢が広がりますよね!
転職エージェント有の転職サイトを利用するデメリットは無いのか?
ここまで、転職エージェントサービスを有する転職サイトを利用するおすすめポイントを書いてきましたが、じゃあ逆にデメリットは無いの?と思う方。そりゃそうだ。そんなうまい話ばっかりがあるわけがない。
私は圧倒的にメリットが大きいと感じましたが、デメリットを感じる人もいるであろうポイントも存在します。考えられるデメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
- 能力のない転職エージェントにあたった場合は転職活動が上手くいかない。
- 自分一人の力で転職活動をやりたい人には、転職エージェントとのやり取りが煩わしく感じる。
- 地方の人は利用できない転職サイトが存在する。
では、一つずつ具体的に説明します。
無能な転職エージェントはマジで使えない
転職エージェントと言っても、ピンからキリまでいるのも事実です。
先ほど説明したように現在は各企業が人材難なので、転職エージェントサービスと言うのは、まあ儲かるビジネスなわけです。そうなると、色々な企業が参入してきて、低レベルなサービスも存在するようになります。余談ですが、特に看護師さんとか保育士さん向けの転職エージェントは、数も多くてその分悪徳なところも多いとか。。あちらはあちらで人材難の業界ですからね。
ただ、アパレルの方が使うのであれば、私がおすすめする転職エージェントであれば、間違いないです。
あとは回避策もあります。サービスの質が低いのが担当者レベルの問題であれば、担当替えは簡単にしてもらえますし、転職エージェントは複数社を掛け持ちすることが一般的なので、一社だけの利用にしなければ、リスク分散にもつながります。
メール返信すらめんどくさいと思うズボラさんには合わないかも
これはまあ転職以前の問題かもしれませんが 笑
転職エージェントとのやり取りが面倒くさいと感じる人もいるみたいです。実際はそんなことなくて、自力でやる方が面倒くさいんですが、私の友人で最もズボラだと思われる人物は、「自分には合わん」と言って結局自力で転職活動をやり遂げたので、まあ人によるのかなあ。
都市部限定の転職サイトは利用できない地域の人も
数は少ないですが、関東の企業のみ紹介可能なサービスや、東京・大阪・名古屋・福岡の主要都市限定のサービスなどがあります。地方勤務者にとっては、せっかく良さそうなサービスがあっても利用できないのは残念ですが、全国対応のところも多いです。
北海道・沖縄もカバーされているのでご安心ください。また、離島地域などサービス外の地域に住んでいる人でも、Iターンの場合は利用可能です。
アパレル販売員が転職エージェントを利用する際の注意点
ではここからは実際に転職エージェントのある転職サイトを利用する際の注意点と、アパレル勤務者が転職を考える際におすすめの転職サイトについて説明します。
転職サイトは複数社を併用した方が絶対にいい
世の中には転職エージェントサービスを行っている転職サイトがたくさんありますが、 転職者はその中から、複数の転職サイトを同時に利用することが一般的です。
転職サイト最大手のリクナビの調査が以下のとおりです。
【転職エージェント(人材紹介会社)利用社数】
◆転職決定者 : 平均4.2社
◆全体 : 平均2.1社
参照:リクナビNEXT
これを見ると分かるように、転職エージェントを利用する転職者の平均利用サイト数は、 2.1社。その中でも転職成功者の平均利用数は 4.2社というデータが発表されています。
どうして1社の転職サイトを利用するだけでは駄目なのか。それは、各転職サイトによって紹介できる企業の傾向が違うからです。
例えばあなたがアパレルの販売員を今やっているとして、販売員として別のブランドに転職したいと思っているのか、営業やプレスなどアパレルの販売以外の職種に転職したいのか、それとも異業種へ転職したいと思っているのか。また、勤務先の地域によっても、強い転職エージェントと言うのは変わってきます。それらを満遍なくカバーしつつ、転職の成功確率を上げるためには3もしくは4社のサービスに登録するのがベターです。
登録したからと言って、うっとうしいほど連絡が来るってわけでもないですし、万が一、合わないと思えば「もう他で決まっちゃいました」とお断りすればいいだけなので、まずは最初に頑張って登録を済ませちゃいましょう。
転職エージェントには包み隠さずに具体的な希望を伝える
この件については先ほども軽く書きましたが、とても重要なのでもう一回書いておきます。
「残業ゼロのアパレル企業がいい」「年収は50万円アップしたい」「未経験だけどバイヤーがやりたい」「土日のどちらかは休みたい」。そんな、これはちょっと無理かもって言う希望であっても、絶対に伝えましょう。
勿論、そのすべてが絶対に叶うわけではありませんが、しっかりと希望を伝えることで、エージェントさんも企業の紹介がしやすくなってコミュニケーションの質が上がり、結果的に精度が上がります。
あなたの中にあるいくつかの希望条件の中で、優先順位付けまでが出来ていれば尚いいですね。例えば「年収アップを希望するけど、最悪ダウンしなければOK。その代わり残業は絶対に月10時間以内で」など、具体的な希望をしっかりと伝えることが大切です。
自分のスキルや経歴も包み隠さずに伝える
当然ですが、転職エージェントとの面談の際に自分の経歴にウソを付くのはいけません。
店長や副店長の経験が無い人は、役職と言う武器を持たない分アピールポイントに悩みがちです。転職サイト側から企業に対して、自分のどの部分をアピールしてもらおうか…と。しかし、そんなに難しいことではありません。
あなたがこれまでのアパレル販売員経験の中で、何を大切にして来たのかを話すだけでいいのです。例えば、来店したお客様や顧客様に対してどんなサービスを行ったのか、どんな工夫をしたのかなど。
無理に自分を大きく見せてもしょうがありません。転職サイト側、その後に面接をする企業側も、これまで何人もの転職者を見て来ているわけで、ウソは簡単に見抜いてしまいます。
むしろ、エージェントさんに対して「私の経歴だと、どんなところをアピールしたらいいですか?」と逆に聞いちゃうぐらいでも、相談に乗ってくれますよ。あなた自身でも気づかなかった、あなたの長所をズバリと教えてくれるかもしれません。
アパレル販売員の転職に強いおすすめ転職サイトをリアルガチ紹介
では、ここからは私が実際に複数社を利用した中でよかったと思った転職サイトをご紹介します。それぞれに強い分野やサービス内容が異なるので、しっかりと比較検討していきます。
利用する転職サイトを選ぶときのポイント
世の中には、沢山の転職サイトがありますが、アパレル業界に特化した転職サイトと言うのは、実はまだまだ数は多くありません。その分、他業種に比べると転職サイト選びは楽です。
どのサイトのお世話になるのか?と言うポイントは以下のとおりです。
- アパレル業界特化型か?全業種対応型か?
- どこの地域に対応している転職エージェントか?
アパレル経験を活かした転職をするのか?未経験の異業種に飛び込むのか?転職の方向性を事前に決めておく
今アパレルで働いている人が転職する際は、大きく3つの道に分かれます。
- アパレル販売員として別ブランドへ転職する
- アパレル経験を活かせる別の職種に転職する(アパレルの内勤、別ジャンルの接客業など)
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未経験の職種に転職する
実際は、未経験の職種への転職を考えている人でも、「次の職場は土日休みでないと絶対にダメ」などの絶対条件が無い場合は、滑り止めの保険として、アパレル販売員の別ブランドに移る道も並行して考える人がほとんどかと思います。給料さえよければ、別にアパレル販売員の仕事が嫌いじゃないって人も多いでしょうし。
今回の転職活動で、上記3つの中のどれが選択肢としてあるのか?を事前に決めておきましょう。現時点で決まっていない場合は、そこも含めてエージェントさんに相談するのもアリですが、ある程度の指針はあった方が、何かとスムーズに進みます。
引っ越しの可能性も含めて次の職場はどこで働くのか?を決めておく
特にアパレル専門の転職サイトは、地域限定のサービスが多いです。東京・大阪・名古屋など主要都市とその周辺地域はカバーしている場合がほとんどですが、その他の地方都市に関して紹介可能かどうかは、サービスによって様々。
どれだけ良いエージェントでも、サービス対象外の地域の紹介をすることはできないので、自分の希望する勤務地の紹介が不可能な場合は、いさぎよくそのエージェントの利用は諦めましょう。アパレルブランドは都市部中心に出店しているブランドが多いので、ここに関しては諦めてください。
ただ、今回の転職を機に地方から都市部に引っ越しをする、いわゆるIターンの場合(例:今は北海道に住んでるけど、東京のアパレル店舗での勤務のために引っ越すなど)は、紹介可能なサイトがほとんどです。その場合は面談を電話やメールなどで行うことが多いですが、特にやること自体は変わらないのでハンデはありません。
転職を機に住む場所を変える、と言う人は多いですが、今回のタイミングで都市部に引っ越すと言うのも、ライフプランの一つとして考えてみてもいいかもしれませんね。
実際には、上記のポイントに加えて、先ほど説明した「非公開求人の数=転職サイトの信頼度」と言う視点も判断材料にしましょう。
と言うことで、私が実際に多くの転職サイトに登録した中でのおすすめを紹介します。ちなみに、私の妻も過去に二度転職した際に転職エージェント有のサイトを使っており、参考意見を聞いているので、その内容も加味しています。
【関東・関西・中部】全職種を広範囲にカバーするアパレル転職サイトの王者:クリーデンス
先に結論から言うと、総合力でNo.1のアパレル専門転職サイトがここです!
利用したアパレル特化型サイトの中では、紹介してくれるブランドの質と、エージェントさんのサービスの質がダントツで良かったです。
アパレルに特化してる転職サイトなだけあって、エージェントさんがアパレルで働いてる人間の気持ちが分かってくれて、かつ紹介してくれるブランドもツボを心得ている(全然興味が持てないブランドを持って来られても困るでしょ?)。
紹介可能な職種も、販売員・営業・バイヤー・プレス・MD・VMD・EC・デザイナー・パタンナーなどアパレル関連の職種はほぼすべて網羅。アパレル転職を考えるならマストで登録した方がいい、満足度の高い転職サイトです。
アパレル転職サイトの中では、ネットでの口コミ評判が最もいいのも頷けます。とりあえず、一回どんなブランドがあるのかを確認してみてください。
非公開求人も異常なぐらい多くて、クリーデンスで扱う求人全体の80%ほどが非公開求人だと担当者さんから聞きました。実際にクリーデンスの面談にいくと、「え、まだそんなの隠し持ってたの?」と思う企業やブランドが次々に出てきたのにはちょっと笑ってしまいました。
ただ、残念なのが紹介可能な職場が関東・関西・中部に限られます。その他の地方での転職を考えている人は、下記紹介するマイナビエージェントでアパレル案件を紹介してもらうのがおすすめです。Uターン、Iターンで上記地域に転職する場合は対象になるのでご安心を。
全業種対応型転職サイトのおすすめ
今度は、アパレル企業ではなく一般企業への転職を考える人におすすめの転職サイトです。これは一つしかありません。なぜなら、私が転職成功したのがここだから。
【全国】異業種転職も考えている場合は絶対にマイナビエージェント
私は、アパレル業界と間接的に関われる仕事に就きたくて、アパレル企業との取引が多い広告代理店に転職しましたが、それ以外にも異業種の営業職やら、生地メーカーの事務やらと、今までの経験を生かした異業種転職先を沢山紹介してくれました。ここまでの手厚いサービスはマイナビエージェントだけでした。
リクルートやエンジャパンなどと並び、人材紹介の分野では業界最大手なだけあって、持っているノウハウやコネクションが幅広く、転職活動の視野がグっと広がります。異業種が視野に入っているなら、マストでの登録をおすすめします。
また、アパレル企業への転職を考えている人の中で、上記クリーデンスが使えない方の場合は、マイナビエージェントにもアパレル案件が多数あるので、アパレルへの転職目的で利用してください。
全業種対応の転職サイトの中では、マイナビエージェントが最もアパレルなどの接客業全般に強いです。
それぞれ特徴が違うおすすめ転職サイトを比較
紹介した2つの転職サイトの比較表です。おさらいにご確認ください。
サービス名 | クリーデンス | マイナビエージェント |
紹介可能業界 |
アパレル業界のみ | 全業界 |
利用可能地域 |
関東・関西・中部 | 全国 |
強い職種 | 販売員・本部勤務・通販 | 一般職 接客業全般 |
公開求人数 | 約3,000件 | 約20,000件 |
非公開求人数 | とても多い | とても多い |
こんな人におすすめ |
アパレル経験を活かせる転職をしたい |
・アパレル業界から異業種に転職したい ・アパレル業界内で転職したいが クリーデンスの対象外地域 |
公式サイト | クリーデンス | マイナビエージェント |
アパレル業界内での転職を考えていて、関東・関西・中部の人であればクリーデンスが一番おすすめ。案件数は少なめですが、その内容はとにかく濃いです。
上記地域以外の人や、アパレル業界から完全に身を引きたい全国の方はマイナビエージェントが絶対におすすめです。
まとめ:アパレル転職を考えるなら「転職エージェントサービスのある転職サイトが圧倒的におすすめ
現時点でアパレル販売員をしていて、業界内・異業種を問わずに転職を考えている人は、よほどのコネがあるとか、すでにヘッドハンティングで声が掛かっているとかでない限りは、転職エージェントサービスがあるサイトをしっかり利用するのが120%おすすめです。
転職活動が楽にできて、かつ条件のいい企業に転職できるって言う、こんなに便利なサービスがあるんだから、利用しない理由が無いんじゃないでしょうか。
まだまだ利用していない人もいるサービスなので、賢く利用してしっかりと年収や待遇をアップするのが、2018年のアパレル販売員の生存戦略です。